写真00 ショウエイさんから何度か発売されていたディスプレイモデルです。おそらく電動ガンの ドンガラだと思います。何も機関部は入っていません。ほぼアルミ製です。写真の2脚は別製品(後述)。

登 場??

写真15 2013年のショウエイさんのブログに電動ガンのドンガラが掲載されています。これが初登場なのではないかと思っています。

刻 印

写真13 bnz って、オーストリア・ステアー社製を表すようです。

メ カ

写真01

写真16 メカといってもガランドウで何もないです。上写真は通常分解です。

右は海外のフォーラムに上がっていたショウエイからの通関書類のようですが、それによると材質はバレルやジャケットがアルミ製で リコイルブースターとグリップが亜鉛合金です。これは、ディスプレイモデルでオモチャですと謳っています。


排莢孔

写真02

写真10 Shoei 刻印が本体下部の排莢孔にあります。本来、ここには M-16 のようなフタが存在しているのですが 省略されています。

そうなのです、実は MG34 や MG42 は下部排莢なのです。真下に薬莢が落ちてきます。 したがってルパン・カリオストロの MG34 のこのシーンは間違いなのです。ひょっとすると知っていたのだが、演出でこういう風に 描いたのかもしれません。いずれにしろガンマニアには、突きどころを作ってくれています。


2 脚

写真03 左がショウエイの2脚で右はS&T 社のものです。ここに紹介のディスプレイモデルは、左のように2脚パーツが不足状態で出品されていました。私が購入後パーツを問い合わせましたがショウエイさんも在庫は無いとのことでしたので、しかたなくS&T の2脚を使用しています。 すこしゆるいですが使用できます。本物は高価なのでこれで我慢することにします。
写真12 MG42 は右側写真矢印のようにバレルジャケット下部に2か所のバイポッド用へこみが作られていて、どちらにでもワンタッチで装着できるようになっています。

ガスガン登場

写真04 今ではS&T とかG&G とか海外のメーカーからMG42 の電動ガンが多数出ていますが、ショウエイさんがガスブローバックを 発売したころは初めてのモデル化で世間は大いに驚かされたようです。写真は2003年3月号の Gun 誌の記事です。

電動 〜 ディスプレイ登場

年代種類価格備考
2003GBB180,000当時世界初モデル化
2012GBB 2nd 20万弱?ハイサイクル化
2014電動21万? ショウエイさん旧ブログ
???ディスプレイモデル12万何度か製品化された

ショウエイさんのブログを読むと、ガスブローバック式を販売していましたが、その後海外のお客様から寒い地域でも 動かせる電動の要望をいただき開発を始めたようです。

以下は想像ですが、ディスプレイモデルは電動ガンのドンガラではないでしょうか。それゆえ電動ガンの製造ロットごとに ディスプレイモデルも存在するのではないでしょうか??と、想像しています。


各種広告

写真07 写真06
写真08

上左が当初のガスブローバックの広告です。ちゃんと他社製ユニットを明示していて誠実さがうかがわれます。 他の中田さんとむげんさんの広告は、現在も存在しています。下記URL参照です。

面白いことにむげんさんの広告には、GBB、電動、ディスプレイとショウエイさん3部作とも掲載されています(全部品切れですが)。


おまけ

図09 7.62mmNATO 弾 をセミオートで撃つMG42 を売っている会社?
「セミオート ファイアー アームス」から「MG42 セミオート」を選ぶとマニュアルなどがダウンロードできます。 イラストは、むかしのドイツ軍の物とほぼ変わりません。このMG42 はクローズドボルトのようでハンマーが存在します。 サイトはこちら↓

https://www.brpguns.com/


おまけ

写真14
何の面白みもありませんが、取説です。