.44 オートマグ

MGC 製 ABS 製ブローバック・モデルガン

コクサイ 金属製 モデルガン

背景にあるのは1975年と76年のGun 誌であるが左のバレルにリブの無いものは 357オートマグである。その後この銃はGun 誌でも見かけなかった。

ヤフオクでコクサイの金属製を入手したので大きさを比べてみた。 重ねると良く判るがコクサイの方が大きい。 昔は、オートマグが最強のオート拳銃だということで結構人気があった。 ダーティハリーに使われたのは、まだずいぶんあとだった。
44と357のオートマグ・ダミーカート(実物)を並べている。

なんともメカメカしい機関部。これであとロータリーボルトだったら言う事ないが。
MGCのは、すごい反動が楽しめるブローバック製品だということで 強烈デビューした。私は撃ったことが無いので( この銃は弟のもの )判らない。
コクサイのものはブローバックかどうだか知らない。私は発火派ではない。 昔からではなくて、MGC トンプソンでワイルド7のように薬莢がバラバラ出てくる事を 想像していたのにうまくいかずに、裏切られた気分で意気消沈してしまった。
中学生だった私の心に深く食い込み、 それいらいモデルガンとは、まともにブローバックしないものだと信じきっていた。 そして私は単に触って楽しむ派になってしまった。

試しに両マガジンに44オートマグ弾を入れてみたが、弾頭がつかえて 一発しか入らない。ということは実物はまだ「でかい」ということか・・・。驚きだ。

このモデルは発売直後に買ったと思う。弟が。

その後、ボルトがプラスチック製に変わったらしいがその頃は長物ばかり集めていたので よくは知らない。

このMGC のモデルをヤフオクに出してみた。 弟はかなりのコレクション持ちだったが、ほとんどヤフオクで処分してパソコンに化けてしまった。
この子は、たいした価値が無いと踏まれて取り残されていたものだ。
こんな物でも、どなたかの役にたつのであれば、弟も許してくれるであろう。

<追記>

4,100円で拾われました。想いで込みの「自分にとっての価値」とは、かなり隔たりがあるが これも現実。人にとっての「物」というハードウェアは「想いで」というソフトウェアにくるまれて いるのだと改めて思うしだいでありました。


発売当時のチラシ。
30年近くたっていると思うが、あまり貨幣価値は変わっていない感じだ。
若い頃は時間がもっとゆっくりだったような気がする。
10年一昔というが、30年なんて過ぎてしまえば結構速かったなぁ。

次の10年も速く過ぎるのであろうか???


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