トリガー・ガードを抜く

1910完成図

基本テクニック。上の画像で下の画像を抜き取る。この技を覚えたらリボルバーなんかも 簡単にシリンダー用の空間を抜いたり出来る。

図0 写真をなぞって描いたフレーム上にトリガー・カーブに合わせて円を2つ描く。 たいていの銃は、この方法でトリガーガードを抜く。

図1 次に二つの円をつなぐ直線部分を描く。

拡大などしながら丁寧に円と接するように描かないと あとで修正が面倒だ。

図2

注 意!

次に「抜く図形」を合体させるのだが、単に合体させてもその図形は、以前のパス情報を 持っていて、そのままでは「抜き図形」に使えない。

そこで左図にあるように「拡張」ボタンを押して新たな図形として生まれてもらう。

これをすると以前のパス情報は失われて「拡張」ボタンも押せなくなる。

円二個と六角形の合計3個の図形は、この作業で1つの図形に生まれ変わり、抜き図形に使用できるようになります。

図3 ひとつの図形となった「抜き図形」と
フレーム図形を選択して

「前面図形で抜く」

処理を行い トリガーガードが完成。

図4 ついでに製作途中の画面。

プラスチック・モデルガンのマルシン・ブローニングをコピー機でスキャンした写真をなぞって描いている。

光が漏れないように新聞紙で覆っている。コピー機のフタは締めていない。

図5 パスだけ見るとこんな感じ。
見えないところは明示的に実物と違った線にしている。

これは、複雑な図形だと、どれが「生きた線」なのか判らなくなってしまうので 明らかに段取り線だと判るようにしてある。


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