このページの写真は、すべて数年前にアメリカ在住の日本人コレクターの方からの頂き物です。
 
ひょんな事から でくの房 さんのブログで中田商店の南部式拳銃ホルスターのタマ入れにカートの箱が入らないと 言う記事をみつけ、これは何年もほったらかしにしていた記事を書かねばと思い立ち、このページを書いた次第です。 写真00
この写真を見て驚く方は、そうとうなミリタリーファンです。
本邦初公開、いえ世界初公開かもしれません。南部式拳銃弾の正方形の箱です。
5×5で25発入っています。この箱のサイズなら南部ホルスターへ入るそうです。

写真01
箱の片側には受領印のような物が有ります。

写真02
通常よく見られる物は、この15発入りの紙箱です。

写真03
後期型のキャンバス生地のホルスターには2個並べて入れられます。
フタもきちんと閉められます。

写真04
キャンバスホルスターの別の個体でも結果は同じです。

写真05
ところが前期型の皮のホルスターは、ポケットのフタが閉まりません。
中田商店のホルスターも実物同様に製作されていますので、同じく収まらないです。
 
当初は25発の弾薬供給の予定でホルスターを設計したけれど、途中から15発ボックスに 変更されたので、当初設計のまま作られたホルスターには15発ボックスの箱は、入らないように なってしまったのでしょう。中田商店さんもこの写真で濡れ衣を晴らして下さい。
 
なお、正方形箱の検証実験はやっていませんので自作された人が居ましたらぜひ結果を写真に撮って ご提供下さい。よろしくお願いします。