もっと光を!

部屋の片隅にある私の撮影スペース。
最初の頃は、ライトが無かったがひとつ、ふたつと増えていって現在は3つ構えている。

しかし奥のライトは、逆光気味になるため最近はあまり使用していない。
とにかくライトは多い方が良い。
カメラのレンズは、人間の目よりもずば抜けて性能が悪い。眼で見てよいと思って撮影しても 暗い場合がほとんどだ。光りをたくさん用意する事は成功への第一歩だと思う。


合計86ワットだが、カメラの絞りをいじる事を覚えてからは、全部点灯することはなくなった。
それまでは、オートモードでストロボが働かないようにして撮影していた。

ちなみにカメラはニコンのデジタル一眼D−70。説明書も読んだ事がないので、あーでもない、こーでもない といじっているうちに最近マニュアルモードを見つけて喜んでいる。 写真はシロートである。

カメラは10万位するが、モデルガンに10万かけると言ったら人間じゃぁ無いような言われ方をするが 子供の写真をきれいに撮りたいと言えば10万くらいは、なんとか家庭から出てくるもんだと感心した。


蛍光灯1個と2個

プラ製のエアガンを撮影。上の写真が蛍光灯1個、下が2個である。
背景は白いボードであるが、下の写真では青くなっている。
自然なのは、上だが作品としては下に軍配が上がる。

ライトを2個使うと銃身の光の線が2本になり格好良い。
同時に影も増える。私たちは1個の太陽の元で生活しているから屋外では影はひとつだ。
光源の数だけ影も出来る。フォースにもダークサイドがあるように光と影は、常にペアなのだ。


こりゃ便利・角度自在

薬莢を水平に置いて上からライトを当てるとケースに光のラインが入って格好良く撮影できる。
しかし、寝かせて撮るのは、あまり格好良くないので立てて撮影することが多い。
ところが立てるとケースに光のラインが発生しないので面白くない。
そういう時は、下のほうから光を当ててやると感じよくラインが出る。
自在アームのライトは便利だ。

↓上の写真の撮影風景

冷光と暖光

たまに白熱灯も使用している。
暖かい感じに仕上がる。実際に暑くなるので夏は汗だくになる。以前白いビニールを かぶせて光の拡散を狙っていたが、熱で溶けてしまった。
光がやや赤いので茶色のホルスターなどに使用すると品物がよく映える。

蛍光灯で撮影。冷たい感じだが一番真実に近い。

白熱灯のみで撮影。暖かい感じになりホルスターもより良く見える。
背景の白ボードは茶色に見える。

白熱灯は、蛍光灯よりも影がくっきりと発生するのでそれを使うのもいいと思う。


上記の設定のまま蛍光灯、白熱灯を両方点けて撮影した例。

影が「モヤッ」としている点は気に入らないが全体としてはいい色合いだと思う。


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