写真00
第2次大戦中のドイツ軍の機関銃弾は、小銃と同じ口径の7.92mm モーゼルでしたが、機関銃用の弾はスチールケースに ニッケル弾頭が乗っていました。
 
ただし、鉄ケースなのか曖昧です。私は以前、そのダミーカートを持っていたのですが、鉄だったのか忘れてしまいました。 まぁ、とにかく黒いケースにニッケル弾頭の組み合わせでした。
それは、日本ではめったに入手できませんし、あったとしても大変高価です。
よって、そっくりの偽者を作っちゃいましょう、というのが今回の工作です。
写真01
材料は、ごく普通のモーゼル弾の撃ちガラとシエラのFMJ 弾頭です。
弾頭は7.62mmのありふれた物です。
日本では7.92mm弾頭は入手できませんので、7.62 で我慢します。
写真左側が着手前で右が完成状態です。
 
まずは、 7.92 モーゼルのネックを絞って7.62mmにします。
先にしておかないと後からでは傷が入っちゃいます。
洗剤で洗って次の工程に行きます。
写真02
暖めた真鍮用のガンブルー液にケースを浸します。
 
私は、写真の100円で買ってきたアルミ鍋に入れて熱しながら行いました。写真の水にキャップ1/3 くらいガンブルーを入れて ガスコンロにかけます。湯気が上がってきたら弱火にして行いました。反応直後はススがケースを覆って真っ黒になりますが、 洗うと落ちます。2度漬けしても色は変わらないようでした。10個くらいずつ行いましたが、反応が悪くなったら原液を追加しました。
 
ガスコンロにかけるとなんだか変な匂いがしてきましたので換気扇を回したほうが良いでしょう。
とうぜん、家族の寝静まった頃にやらないと、食べ物の周りで毒を扱っているようなものなので禁止令が発せられます。
写真03
メッキ工房でニッケルメッキをかけた弾頭をセットして完成です。
この弾頭のメッキは、友人にお願いしてやってもらったのですが、おかげで?腰を悪くして入院するそうです。 いやぁ、まことに申し訳ありませんでした。お大事になさってください。はやく良くなってまた遊びましょう。
写真06
こちらが以前持っていた本物のダミーカートです。ケースにはクリアが塗ってあります。
上の写真と比べて、みてください。どうです?行けてるんじゃないでしょうか? えっ?弾頭の長さが違う?・・細かいことは気にしないようにしましょう。安いんだから。
ちなみにこの本物カートは国内で箱入り15発で3万にて購入した物です。
もう売っちゃいましたが・・。 紙箱にMGと書いてあるように機関銃用です。
写真04
新春のブラックホールで売るためにダミーカートを作りました。朝の5時から半日かかってやっと完成しました。 まったく締切りギリギリにならないと行動しない悪い癖です。
45オートリム、45スコーフィールド、7.7 Jap、6.5 Jap です。45口径 FMJ は在庫すべて使っちゃいましたので 欲しい方は、おはやくどうぞ。
 
45オートリム ・弾頭は FMJ500円/個
45スコーフィールド ・弾頭は FMJ500円/個
7.92 モーゼル弾・弾頭はシエラ7.62mm FMJニッケルメッキ500円/個
7.7 Jap 5個クリップ付き・弾頭はシエラ7.62mm FMJ3,000円
6.5 Jap 5個クリップ付き・ラプア FMJ ニッケルメッキ弾頭3,000円
Jap 用クリップは6.5mm スイスモーゼルの物です

写真05
So-Sui さん が主催するエングレ倶楽部の一員として会場にて販売しますので ぜひ、お立ち寄りください。私も参加する予定です。
 
おっと飛行機のチケット買っていなかった・・・やばっ。