30-06・弾薬箱を作る

左はオリジナル、右が今回製作物

第2次大戦中米軍により使用された30-06 弾の箱を作ってみた。
M1ガランドに使用された弾であるがM2と書いてある。 調べてみたらもともとは、1906年にスプリングフィールド1903ライフル用に 作られたラウンドノーズの220グレイン弾頭が載った物であったが、1926年に 172グレイン弾頭でM1弾として採用されている。

M1ガランド自動小銃の制式化にともない、1940年弾頭を軽くした150グレインで 新たに制式化されたものがM2弾である。

実物の箱は切り裂いて弾を取り出すようになっているが、遊びなので フタにミミを付けて、
開け閉め自在に設計してみた。 パーツが多いのでA−3で印刷する。

設計図 (A3 印刷) →  M2_box.pdf

写真ではCALIBER のI が抜けているが設計図では修正してある。

本体は、ミミを糊付けするだけで簡単に出来上がる。


仕切り板のパーツ。

左がオリジナル。

もう少し厚い紙で作った方がよかった。
組み立てたらブカブカであった。


使用には差し支えないが、ゆるゆるなので気になる人は木工用ボンドなどで 固定すると良い。


めでたく完成。と思ったら、ラベル貼る方向が反対であった。
左のオリジナルは、ミミが生えている方にラベルが貼られてある。 まぁ、どーでもいいか。

ラベルを貼ってから開口部にカッターを入れて切ってある。


このように20発入る。


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