写真00
CAWのトンプソンのマガジン調整を再び行いました。 写真は左から自分でつけた番号ですが、1番、2番、20連です。右側写真が調整後です。

20連は、MGC製のようで30連とは若干サイズが違います。穴の位置を直してやると 丸い弾頭のカートは、うまく装填、排莢されます。しかし、CAWオリジナルのBWC製の ような円錐状の弾頭だと20連では、うまく行きませんでした。そこで私は、弾頭形状を 丸くしてしまいました。それで20連マガジン用対策は完了です。

これで激しく連射できるだろうと思いましたが、撃ってみると1番マガジンが排莢不良を起こします。 1番マガジンでのジャムは、30連のうちいつも2回起こり、いつも右側のタマが詰まります。偶数列です。 手動でも起こります。 毎回同じ症状なので解決できると思い、原因を探ってみました。
 
結論を言うと写真のごとくマグキャッチの穴の位置がほんの少しズレていましたので 調子の良い2番マガジンに合わせました。
写真01
上の写真は拡大できますので見て下さい。ほんの少しだけ1番マガジンは穴の位置がマガジン下方向へ ズレています(写真では上側に)。と、いうことは本体に差し込んだ時にマガジンが上がり過ぎます。

写真02
ノギスで測ってみると、大して違わないのです。0.3〜0.5mmくらい穴が下方へズレています。 ですからマガジンが上がり過ぎます。写真左が1番マガジンです。 たったこれだけの差で装填、排莢不良の原因になるのだろうかとはじめは疑っていました。

写真03
たったの0.5mm 位の差ですが、銃を構えて上から排莢口を覗くと違いがはっきりと分かります。 左の1番マガジンは、上がりすぎていて黄色矢印部分に隙間がありません。
対する右写真の2番マガジンは、隙間が開いています。この状態が調子いいんです。 あなたのトンプソンはいかがでしょうか?
写真04
そこで1番マガジンの穴にヤスリを掛けました。たったの0.5mmですので、ほんの数回動かしただけです。 マガジンを正常に立てた状態で穴の上の方を軽く削ります。

写真05
どうです?隙間ができて向こう側が見えますね。この状態で手動実験してみるとうまくいきました。 あとは、発火で試してみるのみです。ところが、最近いろいろ忙しくって発火出来ていません。 うまく行きましたらビデオを上げますので期待していて下さい。

ビデオ

マガジンを調整したらタニコバのカートも使えるようになりました。
つつしんでお詫び申し上げます。