ベレッタ M1934

以下の説明文はKOU2 さんのWebページ 「WILDERNESS」より

許可を得て丸写ししています。転載させていただき有難うございます。

名称Beretta Model 1934
所属イタリア
口径.380ACP
(9mmショート,9mm X17)
記 事 1934年にイタリア軍が制式採用した中型自動拳銃。
 際だった特徴はないが、構造がシンプルで装填不良が少ない良銃で、第2次世界大戦ではイタリア軍の主力制式拳銃として活躍。 戦後も軍や警察などで使用され続け、1980年代に生産が終了するまで実に100万挺以上が作られた。

 難点は安全装置の位置が高く、グリップを握ったままでの親指操作が困難なこと。  なお、同モデルで使用弾丸を7.65mmx17に変更された物はM1935の名前で使用されている。

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イタリアのベレッタ社は1500年代から続く銃器屋さんであるが、1903年に父のあとを継いだ ピエトロ・ベレッタ氏により今日の隆盛をみる。

もともと民間スポーツ銃を生産していた同社が第一次大戦を契機に9mm拳銃M 1915を製作し始め 軍用銃器部門に進出していった。M 1915 は改良を重ねM 1923 で外部ハンマー式となり、のち1934年 イタリア陸軍のトライアルに提出されたモデルは、1935年にM 1934 として正式に採用された。 口径は他国に比べると非力な.380ACP 。ゆえにストレートブローバック式。

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カット図

ブルーで描いたトリガーバーは上部に伸びてディスコネクターになっている。


分解図

部品が少ない。簡単明瞭に出来ている。素晴らしい設計。


holster図

軍用オリジナルかどうか判らないがWeb で拾ったホルスター。


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